期待していなかったDeepCoolのサポートは神だった
以前、DeepCool製の簡易水冷Castle280EXが1年経たずに突然死して空冷クーラーのAK620に乗り換えたのですが、Castle280EXの残骸がいつまでも家に転がってるのもアレだし、もしかしたら新品交換してもらえるかもという願いも込みでDeepCoolのサポートにお問合せをしてみました。ちなみに製品保証としては3年ついていました。
結論から申し上げますと、神サポートでした。
少し昔、粗悪なCPUクーラーを世に出していた会社とは思えないほど。
問い合わせ先がよくわからず・・・
僕はAmazonのDeepCool JPが販売してAmazon発送のものを購入していたのですが、この場合お問合せ先としてはどこになるのかイマイチわかっていませんでした。
そこで、まずはAmazonのDeepCool JPのお問合せ窓口にチャットで質問をしてみたところ、以下のDeepCool公式ページのお問合せ窓口(チケット作成)からお問合せしてくれとの事でした。
※チャットで質問した際に入力必須な内容も併せて教えてくれるので、いったんAmazonのDeepCool JPのお問合せ窓口に確認を行うのが良いと思います。ちなみにすべてのやり取りにおいて日本語OKでした。特に怪しい日本語ということもなく、問題なく日本語でやりとり完了しています。
まぁしゃーないよな・・・という結果
僕はもとよりCastle280EXの性能には満足していましたので、その旨を伝えつつできれば同じ商品を使いたいので無料じゃなくて有償修理になっても使いたいと伝えたところ、「デッドストックなので代替商品を用意できず、Amazonで販売中の弊社製品の中のどれかで使える、購入時の金額分の割引券を発行でどうか?」との提案。まぁここでゴネたところで新品が出てくるわけもないので了承。ただ昨今の情勢的に9000円前後で280mm簡易水冷などあるはずなく、最新世代の簡易水冷は16000円以上するという(´_ゝ`)
唯一、型落ちのCASTLE240RGB V2が近い値段だった(少し足が出る)ので、まぁ多少の差額を払ってもいいかなって思っていたら、ちゃんと差額分もキッチリ吸収してくれてCASTLE240RGB V2を0円で手に入れることができました!!ありがとうDeepCool!!!
やっぱり簡易水冷最高だよな!(手のひらギュルンギュルン)
あぁ~^新品の匂い~^
折角なのでPC構成も変更
自作PCは何かとメンテがめんどくさくて、何かのタイミングで思い切って色々やったほうが良いと過去の経験からわかっていたので、ついでにエアフローの改善や5インチベイの除去をしてしまいました。
5インチベイ除去&フロントファン追加
5インチベイを除去して、空いたところに12cmファンを追加してフロント3連ファン構成にしました。もともと2連ファンでかなり冷えていたんですが、まぁ12㎝ファンは無駄に余ってるので・・・
グラボのバックプレートにヒートシンク載せ復活
CPUを簡易水冷にする一番のメリットは、やはりグラボのバックプレート冷却ですね。見た目はアレになりますがこれ結構冷えますよ。RTX3080Tiのバックプレートはゲーム時に火傷するレベルで熱くなりますんで。
Amazonで1500円位で売っている200mmの中華ヒートシンクと、800円位で売ってる中華サーマルパッドを載せています。これだけでタスクマネージャ読みのグラボ温度がだいたい5℃くらい下がってMAX70度で動作するようになります。たかが5度、されど5度。
ついでに12㎝薄型ファンが余ってたのでヒートシンクを冷やす形で設置。設置しなくてもあまり変わらないんですけど、まぁ細かいことは気にするな。
上面14㎝ファン×2
もともとCastle280EXについていた14㎝ファン、もったいないのでそのまま流用することにしました。このファンめっちゃ風量強くてっょっょなんですよね。まぁ全開でぶん回るとクッソうるさいのでファンコン制御していますが。
つまり240mmサイズのラジエーターを14㎝ファン×2(吸気)で冷やすという、ある意味でキメラ構成になっています。12㎝ファン×2を内側に取り付ける(つまり排気)形よりも冷えますのでまあいいでしょう。
5インチベイがないとだいぶすっきりしますね!!
冷却性能
まぁ・・・必要十分ですかねぇ
CPUはCore i9 9900K@定格(電力制限はマザボ初期設定のまま)、室温25度です。
アイドル時は30度程度、CPU-Zの機能でCPU全コア100%稼働させて15分放置でMAX75度くらい。80度は行かない程度でした。
昨今の最新世代の簡易水冷や、最新の空冷クーラーには及ばない気がしますけど、型落ち簡易水冷クーラーだとこんなものじゃないですかね?もともと9900Kはクソ爆熱で90度超えもスタンダードなCPUですし、そもそも全コア100%ロードする作業はほぼしないんで、性能としては必要十分という評価です。
なお、比較的最新空冷クーラーのAK620のほうが冷える説まであります。AK620だとMAX70度でそれ以上いきません。つーかAK620冷えすぎ。
CASTLE240RGB V2 と AK620
CPU重視の作業が多い場合はAK620、グラボがハイエンドでCPUはあまり使わないのであれば、グラボのバックプレートを冷却する目的でCASTLE240RGB V2が良いかなと思っています。
が、ぶっちゃけ実際はどちらでも良いと思います。好みの問題ですし、気持ち的な問題です。自作PCは基本的には自己満足で、所有者が精神安定出来るか否かみたいなもんなので、正解はありません( ^)o(^ )
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