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20000年ぶりにグッピーを飼う

水槽

久しぶりに水槽設置欲が出たので復活

昨年までメダカを室内で飼育していました。ペット禁止という賃貸マンションですが、管理会社に電話で「ペット禁止と記載があるが、メダカなどの小型魚の飼育は入っているか。水槽を置いて飼っても良いか?」としっかり確認し、業務用途ではなく個人で楽しむ範囲なら水槽を置いてもOKと許可をもらって飼育していました。

が、、、「一般家庭によく湧く、名前すら呼びたくない例のあの虫」が部屋の中にある隙間から一生出てくる状態に陥ってしまい、ピレスロイド系の薬剤を大量に振り撒くため、泣く泣く水槽を一度撤去しておりました。でも我慢できずに復活させた次第です。
※一応、直接かからなければお魚さんにそこまで攻撃性はないはず

ちなにに、本記事を書いているタイミングは水槽を設置してから2ヶ月が経過しています。台所で日々ワンプッシュ系の薬剤を大量に撒いていますが、いまだに水槽内の生体は元気モリモリというか稚魚が生まれまくっていますので影響はない模様です。

水槽設置後、なんだかんだで水槽セットアップを2回やる羽目になったのですが、メモがてら残します。

 

セットアップ1回目

入れるお魚さん選定

この時間が一番楽しいんですよね。今回は、なんとなくグッピーを育てることにしました。メダカやネオンテトラ系は散々飼育してきたので、たまには違うやつをと考えた結果がグッピーでした。グッピーはかなり小さい子供の頃に飼っていた記憶があります。

いつものペット用品店「かねだい草加店」さんで、上物青系のグッピーオス4匹(1200円)、メス4匹(280円)をお迎えしました。

「かねだい草加店」は、車で行くのは駐車場的にちょっとだるいんですけど、バイクで行く分には抜群の行きやすさだし、そこそこ安いし、品揃えも謎に良いんですよね。ネットで高額転売されているような人気の品も普通に売っています。特にスドーのサテライト水槽はいつ行っても普通に在庫を置いてくれていて、アップグレードパーツも普通に売っているので大変ありがたいです。

 

設置水槽

以前、玄関前でメダカを買っていた時に使っていた水槽です。奥行きがだいぶスリム。

以前使っていたテトラの42cmスリム水槽「GA-420F」を復活させました。この水槽は、リビング等に置く分には個人的にちょうど良いサイズ感だと思っていて、小型の熱帯魚やメダカを買う分にはちょうど良いと思っています。ちなみに水の容量は15L程度で、一般的な40〜45cm水槽より小さめです。

設置フィルター1(外掛けフィルターAT-30)

元々使用していたテトラの外掛けフィルターAT-30が余っていたので、そのまま使ってみることにしました。AT-30は、交換用フィルターや本体の入手性が抜群に良くて、フィルター交換が非常にお手軽な分、濾過能力は微妙で、速攻で汚れて掃除が地味に面倒なんすよねこれ。2週間ぐらいで汚くなります。

設置フィルター2(水作のボトムフィルターM)

今まで試したことがなかった底面フィルターも別で買ってみました。近所のホムセンで1200円ぐらい??だったはず。

底面フィルターと外部フィルターは連結させずにそれぞれ単独で使用することで、相乗効果が出るかな?と実験してみることにしました。

水作ボトムフィルター | 魚づくりは水作り|水作株式会社
「魚づくりは水作り」水作株式会社では生活空間に自然環境を想像し、安らぎを提供する観賞魚飼育を提案します。

テトラのラクラクお手入れ砂利 ホワイトミックスを2kg使いました。理由は安いからっすね。2kgで600円でした。

この砂利は失敗でした。理由は簡単で、コケがちょっとでも生えだしてしまうと秒で汚くなります。。

なお、2025年6月現在、Amazonでは取り扱いがなくなった模様です。まぁ不人気だったんすかね・・・

バクテリア

流派が分かれるバクテリア製品界隈ですが、私は「バクテリア製品は有効、商品自体は正直なんでも良い」派に属しています。

なので、今回もいつも通り「GEX メダカ元気 バクテリアウォーター」を使用しました。なんだかんだでこれが一番入手性とコスパのバランスが良い気がしています。

大人グッピー用の餌

GEX グッピー元気繁殖・育成用フードを買いました。理由は鬼安いから。Amazon価格で300円以下とかヤススンギ!!

ちなみにこれも結果論ですが、この餌でも問題なく稚魚が生まれまくってますし、食い付きはめちゃめちゃ良いです。というか良すぎて困るレベル。

水槽の前に手を近づけるだけでも暴れまくって餌を要求してきます。水槽を叩いても逃げるどころか寄ってきます。警戒心とは。

 

稚魚グッピー用の餌

Amazonだと売っていたり売っていなかったり転売価格だったりで入手性が最悪なんですけど、近所の熱帯魚屋さんで普通に売っていました。「ニチドウ ハイ・グロウのSSタイプ」です。相当細かい顆粒なので息で吹っ飛ばないように注意しなければならないレベルですが、超微粒子〜そこそこ微粒子ぐらいの粒サイズが混在しているので、生まれたての稚魚から1ヶ月ぐらい育った稚魚も普通にバクバク食えるレベルです。

稚魚の食いつきはなかなか良くて、サテライト容器に退避した5匹の稚魚はいまだに1匹も死んでいません。

ちなみに大人個体にも人気らしく、試しに大人水槽に入れてみたらアホみたいにがっついて食っていました。

完成図

水槽の背景を買う余裕がなかったので、100均のプラ段を置いています。ヒーターは以前使っていたお古で、水草は実家のマツモ水槽からパクってきました。

3週間後の姿

痛恨の写真撮るのを忘れたしまったおじさんですが、マジでクソ汚くなりました。

まず光量の多いライトに変えたら、秒でコケが生えました。そして、白い砂利の苔汚れが一生落ちないトラップ。元が真っ白な砂利なので、ライトをつけると汚い砂利に光が反射して水が黄色っぽく見えるんですよね。。水を掬ってみたら全然透明なので、光の反射って面白い(適当)

グッピーちゃんたちの食欲が爆発しまくってるので、とんでもない糞の量なのもコケが生える原因の一つなんですよね。餌を限界まで控えればいいんでしょうけど、やっぱりいっぱい食っていっぱい出していっぱい稚魚を産んでもらわなきゃね。

というわけで、一度水槽全体をリセットするついでに、濾過装置もウルトラアップグレードすることにしました。砂利の入れ替えも。

 

セットアップ2回目

テトラ メダカのラクラクお手入れ砂利 ブラックミックスを2kg買いました。理由は安いから()

前回の商品と色違いですが、こっちは黒いのであまり汚れが反射しないかなぁと()

フィルター1(外部フィルター・メインフィルター)

家庭用でお手軽に卍最強濾過システム卍にしたいなら外部フィルターっすよね。ということで、エーハイム エコ コンフォート 2232を新品で買いました。45〜60cm水槽用で、もろ込み14000円でした。

フィルター2(外部フィルター・プレフィルター)

クッソ贅沢なんですけど、10年くらい前に買ったエーハイム クラシックフィルター2215をプレフィルター化しました。

EHEIM|エーハイム クラシック2215ろ材付きセット | 外部式フィルターの元祖、エーハイム
エーハイムはドイツの観賞魚用器具メーカーです。観賞魚の水槽システムのフィルターの製造・販売を行っており、各種水槽サイズに対応した多くのラインナップをご用意しています。

以前は実家でエーハイム クラシックフィルター2215を使っていたんですけど、一人暮らしで実家を出る際に、外部フィルターだと機械オンチの親が管理しづらいということで、取り外して5年ぐらい放置していました。
現在、実家水槽では代わりにテトラのAT-50を使っています。フィルター交換はクソ楽だし、フィルターなどの消耗品もホムセンで売ってて楽ちんです。

5年放置したとはいえ、普通にモーターは生きていますし、なんなら途中でインペラも新品に変えているので普通にメインフィルターとして使えますが、インペラを外してコンセントOFFのプレフィルター化してみました。

エーハイム クラシックフィルター2215は60cm水槽ですらオーバースペック気味で、何も対策をしないフル稼働だと水流が強すぎて水槽内が激流になるレベルで性能がやばたにえんです。

エココンフォート2232もそこそこ水流自体は強いとのことだったので、今回は、エココンフォート 2232の前に2215をインペラOFFの電源OFF状態で設置してみました。つまり2215をプレフィルターとして使うことで、水流を落としつつスーパーウルトラ過剰濾過システムにできるかな^^と思い実装してみました。

ちなみに、このエーハイム クラシック2215、遠い昔に「かねだい草加店」でフルセット12000円ぐらいで購入した記憶があります。今じゃ20000円以上する高級機っすよねぇ・・・

ただ、流石に5年放置した影響があって、経年劣化から取水口のOリングが劣化して水漏れが発生したので、補修部品を新品購入しました。

ゴム部分が終わっています

これだけで1500円くらいするの高すぎなんよなぁ・・・まぁ補修部品を出してくれるだけありがたいと言えばありがたいのであまり文句は言えない

中の濾材

今回、2215の中には、Amazonで多分最安値クラスのリングろ材「AIネット セラミックリングろ材」を約2kg、さらに荒目フィルターを2枚詰めて生物濾過メインにしてみました。リングろ材は小さなネットに分割して入れることで、メンテナンス性をアップさせています。

「AIネット セラミックリングろ材」ですが、安いだけあって粉が出やすいので取り扱いはちょい注意かもですね。半年後ぐらいに丁寧に洗ったら粉々になりそう()

おまけ

以前の水槽で使っていたサテライト水槽、ヒーターはそのまま移植しました。

また、水流を抑えるためにエーハイムのナチュラルフローパイプも装着しました。シャワーパイプだと音がまぁまぁうるさいんすよ・・・(経験談)

ちなみにエーハイムのナチュラルフローパイプですが、Amazonだと転売価格の販売元しかいないので、普通にヨドバシとかペット屋さんで買った方がいいです。

完成図

そこそこいい感じの水流に落ち着いています。

圧倒的外部フィルターだけど、実際モーターが頑張っているのは小さい方だけという無駄

42cmスリム水槽に、濾過槽容量合計8L(約5L+約3L)の外部フィルターと、底面フィルターを併設させた無駄濾過システム水槽が完成しました。

ちなみに、2232+2215構成の騒音は、AT-30の時より小さいです。ナチュラルフローパイプも追加したことで、水流はだいぶ穏やか(それでもAT-30の2倍以上の水量)になっています。

流石エーハイム君。純正補修品はクソ高いし純正ホースもクソ硬くて使いづらいけど性能はいいんだよな。

 

これで水質がどれくらい安定するのか大変楽しみです。

 

設置後2週間時点

ライトの点灯時間設定は変えず、さらに水換えを一切せずに餌だけやり続け放置していましたが、いやマジで水質が安定しています。外部フィルターから吐き出す水量もほぼ変わらず。

今まで生育が遅れていて枯れかけていたマツモ君も息を吹き返して新芽が大量に出始めました。

 

2〜3日に1回は硝酸塩と亜硝酸塩チェックもしていましたが、完全に無反応です。流石の過剰濾過だけあります。

 

設置後3週間時点

流石に水が若干透明ではなくなってきたので水替えしました。1日12時間ライト点灯+餌大量だと、どうしても水自体は汚れてきますね。

硝酸塩と亜硝酸塩チェックは全く問題はなくて、グッピーさんたちも成魚・幼魚合わせて1匹も星になっていませんので、水質的にはかなり安定しているようです。

設置後2ヶ月時点

毎週1回だけ10Lの水を交換するだけで運用していますが、いまだに1匹も星になっていないレベルで水質も安定しています。硝酸塩と亜硝酸塩チェックも問題なし。

ライト点灯時間が長すぎるためかコケが生えちゃいますが、オトシンクルスが勢いよくコケを食っていて非常に元気ですし、グッピー自体もかなり元気なのでまぁいいかなと。

40cm程度の水槽に、60cm水槽クラスに使える外部フィルター2台+底面フィルター構成、飼っているのが小型の熱帯魚っすから完全にオーバー濾過です。

逆に、外部フィルターはどれくらいで掃除したらええんやろ・・・水流が一ミリも変わらないので交換タイミングがわからん・・・

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