いきなり結論
Thermaltake Versa H18に、DEEPCOOLの空冷CPUクーラーのAK620がなぜか入りました。
ただし側面パネルとのクリアランスは1~2mmぐらいで、ギリギリくっついていない程度です。
PCケース:Thermaltake Versa H18
CPUクーラー:DEEPCOOL AK620
マザーボード:ASUS TUF B450M-PRO GAMING
ただしマザーボードの種類によって入らない可能性もあるので、運ゲーに近いかも?
私の場合は、以前メインPCで使っていて押し入れ保管していたAK620がたまたま発掘されたので、興味本位でサーバー用PCに載せてみただけです。
公式の製品スペック
Thermaltake Versa H18は、公式スペックだと高さ155mmまでのCPUクーラーが装着可能です。
一方、DEEPCOOLのAK620は高さが160mmあります。
本来であれば入りません。しかしH18は側面パネルの大部分がアクリルで少し凹んでいまして、その凹みの空間に綺麗に収まっているようです。
なので、側面が鉄パネルである姉妹製品ケースのVersa H17は入らないと思います。
あと、マザーボードの種類により入らない可能性もあります。何せクリアランスが1~2mmの世界なので・・・
とりあえずベンチマーク
環境
ケース | Thermaltake Versa H18 |
マザーボード | ASUS TUF B450M-PRO GAMING |
CPUクーラー | DEEPCOOL AK620 R-AK620-BKNNMT-G |
CPU | Ryzen 7 5700X@PBO2無効 |
室温 | 25度 |
ベンチマーク実行
とりあえずOCCTを30分ぐらいぶん回した後のCPU温度を計測しました。
CPU温度はCoreTemp読みです。
結果
実行前 | 33~35度 |
OCCT 30分実行後 | 60~61度 |
実行前
OCCT30分ブチ回し後
ベンチ結果について
アイドル時が室温+10度程度で高負荷時でも室温+40度以下なので、まぁ順当な結果ですね。
というかAK620はTDP260Wまで対応を謳っていて、現にCore i9 9900Kですら余裕で高負荷時70度程度で抑えることができる性能なので、TDP65WのRyzen7 5700Xを定格で使うのは明らかにオーバースペックなCPUクーラーです。
自作PCは全てロマン&自己満の世界ですからね。細けぇこたぁいいんだよ!!!
余談
興味本位でPBO2を有効にした上でAI Suiteで自動OC機能を有効にすると、TDP65WのRyzen 7 5700Xがベンチマーク中に150W近くまで加速し、CPU温度が99度とかになりました。
とんでもなくオーバークロックしているのかと思いきやクロック数はさほど上がっておらず(というか変わらず)ベンチスコアもほぼ変わらないので、単に電圧だけ盛った疑惑があります。
流石になんかバグってね?ってことでBIOS初期化して戻したら通常のW数に戻りましたが、なんだったんだあれは(´・ω・)
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