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我が家のリチウムイオン電池製品の保管方法

ガジェット

意外と困る一般家庭でのリチウムイオン電池(製品)の保管場所

気づいたらモバイルバッテリーや怪しい中華アクションカメラをホイホイ買ってしまう系の人種なので、これまでリチウムイオン電池を含んだ製品やバッテリー本体の保管場所について悩み続けてきました。

知らぬ間に劣化していて膨張し、いきなり火を噴いて家が火事になったら目も当てられません。。。

理想論で言えば、分厚い鉄板製で防爆・耐火性能が高い専用のケースを買うことだと思いますが、そんな置き場も金もねぇ。

ということで、我が家では一般家庭でも十分に導入可能かつそこまで費用がかからない以下の方法を取り入れています。

  • 土鍋
  • LiPoバッテリー用耐火バッグ
  • TRUSCO(トラスコ) 山型工具箱
  • 昔ながらの煎餅のカンカン(今は使っていません)

モバイルバッテリーやその他のリチウムイオン電池を搭載した製品は極力上記保管場所にまとめて収納しつつ、月に1回は各バッテリーの状態を確認するようにしています。少しでも膨らんでいたら即廃棄!!これが基本です。
※AppleTVのリモコンやiPadなど頻繁に使うようなものは保管場所に入れずに出しっぱなしです。

なお、本記事ではリチウムイオン電池とリチウムポリマー電池(LiPoバッテリー)それぞれ同等として見ています。どっちも基本危ないっすからね。

 

注意書き

本記事は我が家での対策方法となりますので、真似される方は自己責任でお願いします。

原則として、リチウムイオン電池製品は
・粗悪品を買わない(PSE認証含めて信頼できる会社のものを選ぶ)
・日頃の定期チェックは怠らない(少しでも膨らんできたら即廃棄)
が鉄則です。

通販サイト等で売っている激安中華モバイルバッテリーの中には、PSEマークは適当に印刷されているだけで認証自体は行なっていないという最低最悪で極悪非道な製品もあるようですので、販売会社はしっかり確認しましょう。

また、少なくとも相場からあまりにかけ離れた価格のモバイルバッテリーは手を出さないようにしましょう。2025年2月現在の相場だと、例えば30000mAh以上の容量表記で2000円以下などのモバイルバッテリーは正直怪し過ぎます。
チェックする際は、国内企業や有名企業(エレコムやAnkerなど)の製品と比較すると良いですよ。粗悪品は明らかに容量と値段がおかしいです。

私は以前、知り合い3人と同じタイミングで、無名中華メーカー製&10000mAh&Qi対応のモバイルバッテリー(1800円)を買ったことがあるのですが、全員の商品が2週間で膨らんできてしまい即廃棄した事件がありました。控えめに言って品質が終わっています。

 

廃棄するまでの一時置き場→土鍋

今土鍋に入っているのは散歩用ミニライトです。服にクリップ留めしているのを忘れたまま洗濯機で一緒に洗ってしまった悲しきブツです。・゚・(ノД`)・゚・。

今住んでいる自治体では、モバイルバッテリー以外のバッテリー内蔵製品は金属ゴミの日に回収となっています。金属ゴミの日の当日に捨てる予定のものをガサゴソかき集めるのは面倒、かと言って素の状態で玄関前などに置いておくのも精神的に嫌なので、ゴミ捨て直前までの一時保管容器として30cmぐらいの土鍋を使用しています。
※一人鍋がしたくて土鍋を買ったは良いもののデカすぎてすぐに小さいサイズを買い直したので、実質ほぼ新品状態のものを使用しています

土鍋の上にはオモリとなるペットボトルを載せていますので、万が一火を噴いてもある程度は耐えられる・・・はず?

正直なところ、耐久性の観点では土鍋だと心許ない気もしますが、ないよりもあったほうがええやろ的な理論です。

なお、モバイルバッテリーについては、一般社団法人JBRCに加盟している家電量販店で廃棄するのが推奨?されているようです。実際に私は近所にあるヤマダ電機に出向いて、古いモバイルバッテリー5個をレジに持ち込んで処分してもらったことがあります。
※ただ、何も買わないのに5個処分しろというのは流石に気が引けたので、同時に3000円ぐらいの新しいモバイルバッテリーを買いました。その後、白物家電も黒物家電も全部ヤマダ電機で買うようにしています。小売店への感謝は言葉だけでなく実際にお金を落として示すスタイル。

『協力店・協力自治体』検索 | 小型充電式電池のリサイクル 一般社団法人JBRC
お近くのリサイクル協力拠点検索

 

通常時の保管場所→トラスコの山型工具箱

この中央のAnkerモバイルバッテリーは5年ぐらい経過してるからそろそろ廃棄しないとなぁ・・・全然使えるし全く膨らんではいないけども。

モバイルバッテリー、普段使っていない携帯電話、中華アクションカメラの小さなバッテリー等を保管するため、トラスコの山型工具箱を専用ボックスにして使用しています。

このトラスコの工具箱ですが、やたら安い割にめちゃくちゃ頑丈なスチール製で、さらにスチール製の金具でガッチリ閉めることができますので保管には最適ではないかと考えています。

しかもなんていったってこの商品、なんとMade in Japan、日本製です。
お値段も非常にリーズナブルでカラーバリエーションも豊富なので、私は追加購入してバイク整備用工具箱としても使っているくらい愛用しています。

完全に用途外使用なので正直なところ耐久性能はよくわかりません。今まで一度も爆発させたことがない(定期的にチェックして少しでも膨らんでいたら処分しているので)ので、実際の爆発に耐えられるかは不明ですが、少なくとも素の状態で置いておくよりかはマシでしょう。

この製品に限った話ではないですが、収納場所を1箇所にまとめることにより、いちいち家中のリチウム電池を捜索しなくてもこの工具箱だけを見れば良いので、日々のチェックも楽で良いです。

ぁゃιぃバッテリー類→工具箱の中のLipoバッテリー用耐火バッグ

中華アクションカメラを買うと、大体高確率で謎メーカーの怪しいバッテリーがついてきます。

それらの「ちょっと危なそうだな?」というバッテリーは、Lipoバッテリー用の耐火バッグに入れて、さらに工具箱の中に収納しています。
そもそも怪しいバッテリーは買うなという話ではあるんですけどね。

ちょっと気になる点としては、このLipoバッテリー用の防爆ケース、本当に効果はあるのかな?
怪しい中華系の商品しかないので、実際に爆発した時の効果はよくわかりません。お守りレベル・・・

お歳暮などでたまにもらう煎餅の缶容器

昔から日本の一般家庭に空き容器として無限に存在するコヤツですが、正式名称はなんていうんですかね?ブリキ缶?保存缶?

我が家では牡蠣のカンカン焼きを注文した後の空き容器が余っていたので、数年前まではこの容器にモバイルバッテリー等を入れていました。

乾電池、破損した陶器、使用期限の切れたボタン電池などを入れています。

が、材質の薄さ的になんとなく不安があったので、今では使い終わった乾電池や割れ物入れにしています。

わざわざ工具箱などを買わなくても、一般家庭ならこのカンカンを保管容器にするでもいいような気もします。上におもりを乗せるのは必須ですけどね。。

以前に比べたらだいぶ製品耐久性が高くなったリチウムイオン電池ですが、最終的には日々のチェックが肝心ですね。ちょっとでも違和感があったら即処分!!!
でも自治体によってはリチウムイオン電池の廃棄方法が確立していない場所もまだまだあるようで、、、なんとか行政が整備して欲しいものです。
家電量販店ではモバイルバッテリーのみ引き取ってくれたり、そもそも持ち込みでの引き取りのみはNGだったり、商品同点数の購入が必須だったり、それ以外のリチウムイオン電池は受け付けてくれない等々。かといって自治体でもリチウムイオンやLiPoバッテリーはNGというところもあったりするようで。

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