もうダメだ!!Mac Miniでは我慢できん!!!!
お仕事用マシンとして3年ほどMac Mini(2018)を使ってきました。3年前にApple公式の整備品に出ていたのを8万円位で購入したもので、保証が切れるのを承知でメモリ64GBに換装して使ってきました。
2018年モデルとはいえ、Core i5 8500Bを積んでいるのでそこそこの性能はあります。基本的な業務はほぼほぼカバーできていたのですが、担当する案件が増えるにしたがって同時並行で案件が進行することが多くなりました。SourceTreeを同時に複数立ち上げたまま仮想デスクトップを10枚くらい出したり、Chromeタブを100枚ぐらい表示させたり、さらにAdobe製品を立ち上げたりとハードな使い方をしていたらもう限界・・・
その上でトリプルディスプレイが表示されない不具合が起こりまくり、当然仕事の効率が下がりまくりで、もう辛抱ならねぇと思っていた時にM2 Max搭載のMac Studioが発表されているじゃないですか。
光の早さでポチりました( ^ω^)
なお、減価償却的な理由で、購入したモデルは所謂吊るしモデルの一番安いヤツです。30万円未満というのは最高ですね。
CPUはM2 Max(12Core)、メモリは32GB、SSDは512GB。まぁ十分でしょ。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!箱デゲー!!
まぁ言うてMac Miniがデカくなっただけやろ?って思ってましたが、何この箱の重さ。エグイ重さだし意外とデカいっす。まぁ本体はそこまで大きくないんですがね。
外側は1世代前のMac Studioと一緒なので特に変化無し。
アルコール除菌ティッシュで拭いた後が汚いけど・・・Mac Miniとサイズ比較。想像通り縦に長いだけ。
初期セットアップはTime Machineのバックアップから楽々
仕事柄、1TBの外付SSDに常時Time Machineでバックアップを取っていましたので、Mac Mini→Mac Studioの環境移行は驚くほど簡単です。これがあるから林檎製品は辞められねぇんだ。
Time Machineで使っていた外付SSDを挿しながら起動して、バックアップから復元するだけで完了。
データ量がそこそこあって少しだけ時間がかかりましたが、それでも40分ぐらいで完了。
まさかのネットワークつながらない問題発生・・・!!
無事データ移行まで完了してデスクトップが表示されたので、ルンルン気分でLANケーブルをぶっ挿したらネットワークに繋がっていませんエラーが発生。
おやおやと思いつつ無線LANに繋いでみたらネットワークに繋がっていませんエラーが発生。
当然、無線LANのWiFi設定なども自動で引き継がれているのにつながらないのはおかしい・・・
つーかタスクバーを見るとちゃんとつながってるように見える・・
WTF???と思いつつ冷静に原因究明したら2分で原因を特定できました。今日は冴えてるぜ!!
結論
結論から申し上げますと、アンチウイルスのESETさんが原因でした。
ESETのVPN設定(Network Protection Proxyとか)を全部無効にして消し去るとインターネット接続が復活するので、その後はMacさんの言う通りにRosetta2などのセットアップを進めつつ、最後にESETのセキュリティ設定を言われるがままに変更するだけで無事直りました。
不具合の理由
理由自体は単純で、
ESETはIntelMac時代に導入したので、Appleシリコンだとそのままでは動かない
↓
ESETの設定のうち、ローカルホストへのVPN設定(Network Protection Proxy)が有効にならない
↓
それが有効にならないとWifi接続も固定LAN接続もブロックしてしまう。つまりネットワークに繋がらない状況が発生。
↓
この状態を打破するために、Intel時代のアプリを使うためにはRosettaの導入が必要。
↓
Rosettaはネットワークに繋がっていないとダウンロードできない。
↓
\(^o^)/詰み
というだけでした。つまり、ネットワーク設定からESETのNetwork Protection Proxyを除外すると即座にインターネッツに繋がるので、そのあとはMac様の仰せのままにセットアップを続ければOKでした。
使ってみた感想
KUSO快適( ^ω^ )
いや本当にそれしか感想が出ないんです・・・
通常業務想定+αで鬼のように色々立ち上げても処理がもっさりすることすらなく、仮想ウィンドウの切り替えもキリキリ動き、さらにディスプレイ出力を4枚にしても何の問題もなく動く。。。
しかも本体が全然熱くならないんすよ。マルチコアのベンチ実行中ですら、背面からぬるい風がちょっと出ているような気がするなぁ程度。
これ以上何を望むのかと。
ベンチマーク結果
ジサカーなのですぐベンチを回したくなります。
CineBench R23の実行結果っす。比較対象は今手持ちで検証できるマシンのみです。
一覧表
PC名 | スペック | マルチ | シングル |
自作ゲーミングPC | Win11 Core i9 9900K DDR4 64GB RTX3080Ti |
10653 | 1208 |
Mac Mini(2018) | Mac OS 最新 Core i5 8500B DDR4 64GB |
5572 | 1025 |
Mac Book Pro | Mac OS 最新 Core i5 8257U DDR4 16GB |
3795 | 996 |
Mac Studio | Mac OS 最新 M2 Max 12 Core mem 32GB |
14391 | 1644 |
こないだ発表されたM2搭載のMac Studioの中では一番性能が低いのに、それでもCore i9-9900Kのスコアを余裕で突破しています。しゅごい・・・
証跡
Core i9 9900K
Core i5-8500B
Core i5-8257U
M2 Max 12Core
後は耐久だけが問題だけど、5年くらいは使いたいなぁ・・・
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